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輸送期間

国内取引における納期管理において、輸送期間はそれほど重要ではないかもしれません。ただし、最近は中国などで生産している場合もありますので、念には念を入れて、輸送期間も取引前に確認しておくに越したことはないでしょう。

サプライヤーが輸送ルートについて詳しければ、何か事故があった場合でも、代替の輸送策を考えてくれるでしょう。一方、サプライヤーもあまり慣れていない場合は、お手上げ状態になってしまうかもしれません。

また、トラブルが発生した場合でも、状況を逐一報告してもらえるのと、「確認中です。」の一点張りでは、バイヤー側の対策の取り方も変わってきます。サプライヤーが、輸送中のリスク管理に関してどれだけの能力を持っているか、この点はやはり確認しておいた方がよさそうです。

また、バイヤー自身も輸送に関する知識を日々集めておくと、ご自身のバイヤーズ・スキルアップにもなると思います。
「なんでそんな事までするんだ、サプライヤーの責任なんだから、問題がおきたら損害賠償してもらえばいいだろ。」
なんて声がまたまた聞こえてきそうです。

納期管理はとりあえずクローズとして、次回からは交渉について考えてみたいと思います。バイヤーとサプライヤーの関係についても触れることになります。

以上です。
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標準ロット

標準リードタイムについては、主に在庫のある場合と無い場合という2つのケースに分けて考えてみました。この他にもいろいろなケースがあると思います。工業製品以外には標準リードタイム自体がわからないアイテムもたくさんあるでしょうし、市況などの変動要素によって標準の幅が大きくふれる場合もあると思います。いずれにしても、バイヤーは納期に大きく影響を与える要素を「リスク管理」していく必要があるのではないかと私は考えます。

「なんで買う方がそこまで気を回す必要あんの?」
と考える方もいるかもしれません。このテーマはまた後で触れてみたいと思います。

さて、今日のお題は標準ロットについてです。
価格についてはロットの大小が変動要素となる場合が多いですが、
納期についても同様なことが考えられます。もっとも、以外に確認するのを忘れる場合もあるのではないでしょうか。自分もロットの確認については失敗した経験があります。

外国の新しいサプライヤーと契約の交渉をしていたのですが、相手は月次の最低発注数量を非常に強く交渉してきました。(仮に100台とします。)なので、当然バイヤーの私としては、「月に100台は問題なく供給してくれるのだろう。」と勝手に一人合点しておりました。

ところがいざ蓋を開けてみると、新しい製品だったためか、工場の生産体制も問題だらけで、月100台などとても出荷できず、納期交渉に何度も足を運ぶ(正確には”空を飛ぶ”)破目に陥りました。

毎回ロットと納期を個別に交渉するような取引の場合は別として、継続取引を行う場合は、サプライヤーの供給ロット能力についても充分に注意をするべきです。

確認ポイント:
標準納期を確認する場合は、自分の必要なロットサイズの情報もサプライヤーに伝える事

今日は以上です。

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標準リードタイム−在庫のない場合

さて、サプライヤーに在庫がない場合、サプライヤーは製造元に納期を確認する事になります。この場合、製造元の「生産管理」能力を把握しておくことが重要です。確認すべき事項としては、
・材料投入から完成までに必要な時間
・工程の進捗状況の管理レベル
・不確定要素(ボトルネック)となりえる工程や材料
などでしょうか。在庫の管理能力と同様に、生産管理能力も会社によって千差万別です。特にメーカーではこの分野の能力が会社の業績にも大きな影響を与える事になります。

バイヤーとしては出来る限り製造元を現地調査して、生産管理能力をつかんでおくのがベストですが、少なくてもサプライヤーにヒアリング調査などを行って、実情を確認しておくべきです。この情報がある事によって、実際の納期交渉では、より突っ込んだ交渉をバイヤー側が主導権を持って進めることに役立ちます。例えば、単純に工場からの出荷日を聞くだけでなく、現在どの工程にあって、問題が発生していないかを聞くことによって、より確度の高い納期情報を得ることができます。

今日はこんな感じです。
supportx-buye * 納期管理 * 21:07 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

標準リードタイム−在庫のある場合

今日からは納期管理の基本である標準リードタイムについて考えてみたいと思います。

もし取引が今回限りであれば、特に標準リードタイムなどは確認する必要はありません。「いつ何個注文した場合の納期を教えてください。」といえば済む話です。標準リードタイムは継続取引するアイテムにおける用語になります。ただし、確認するポイントはスポット発注でも継続発注でもそれほど違いがない様です。サプライヤーの回答例と確認ポイントをいくつか見てみたいと思います。

回答例その1:在庫のある場合
「在庫が100個あるので、3日後に出荷します。」

これは一番簡単な例でしょう。サプライヤーが在庫を”きちんと”管理している事が重要です。この場合、サプライヤーの在庫管理レベルをバイヤーは把握しておく必要があります。

例えば;
・在庫の数量は正確であるか?
・在庫の状況を把握するシステムはどのようになっているか?
・受注してから出荷するまでの流れはどのようになっているか?

在庫の管理については、この分野で一つの専門テーマになるくらいですから、会社によってレベルがピンからキリまであります。例えば台帳上に「在庫100個」とあっても、保管状況が悪ければ、出荷できる数量は少ないかもしれません。台帳データのアップデートがリアルタイムなのか、一日おきなのかなどによっても、状況は変わるでしょう。目の前に在庫品があっても、受注から出荷までのシステムがうまく運用されていないと、出荷できない場合もあります。

もし3日後に100個出荷されなかった場合、責任はサプライヤーにあるでしょうが、機会損失の損害を被るのはバイヤー側なので、サプライヤーの在庫管理能力を把握していれば、倉庫まで現物を見に行かせるとか、出荷されるまで細かく状況報告させるなど、事前にリスク管理することが可能です。当然、在庫管理能力の低いサプライヤーとは付き合わないというのが基本ではありますが。

確認ポイント:
在庫管理しているアイテムかどうかを確認する。
サプライヤーの在庫管理能力(在庫に対する回答の精度)をチェックする。

次回に続きます。
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納期管理に必要な基本情報

さて、納期管理についての2回目です。

納期を管理するにあたって、バイヤーとして把握しなくてはならない情報がいくつかあります。今日はそれを整理してみたいと思います。

【納期管理に必要な情報】
1.受注から出荷までの標準リードタイム
2.標準ロット数
3.輸送期間

この3つは基本中の基本です。リードタイムは必要な稼働日と理解すればOKです。注文を受けてから出荷完了するまでどれだけ時間が必要なのか、またその時間を守れる標準的なロット数はどれくらいなのか、輸送期間はどれくらいかかるのか、といった内容をサプライヤー(必要に応じて輸送業者)と確認する事から納期管理は始まります。

簡単ですか?原理は簡単ですが、これも納期遅れを出さないように運用する場合には細かい点にテクニックが必要なのです。

次回に続きます。


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納期管理について

さて、今日からは新しいカテゴリーに移ります。

価格に続いてのテーマは、納期管理にしました。
あまり新しい内容も無いかもしれませんが、
バイヤーにとっては基本ですね。

「納期」という言葉も専門的なのかもしれません。
正確には納入期日が略されたものなのでしょうか。英語では
Required delivery date となりますが、この delivery という単語は注意が必要で、サプライヤーサイドから見ると、自分の責任は、自社を出荷した日で、それ以降は輸送業者の責任と考える場合もあります。日本国内では全国どこでも大体1日あれば配達されますので、出荷日プラス1日という考えでほとんど問題ありませんが、「納期」という言葉に対して、そのような定義付けをするかは、取引の前に契約などで明確にしておくべきです。

ちょっと短いですが、今日はこんな感じです。
supportx-buye * 納期管理 * 23:17 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
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