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特定サプライヤーによる提示価格-なぜサプライヤーは客を選ぶのか?

皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

さて、前回は、キャッシュで数千万を持って液晶パネルを買いたいというバイヤーがきているのにも関わらず、必ずしもサプライヤーは売るとは限らない、といった事を書きました。

なんですぐには売らないのでしょうか。

一言で言うと、「売る」ことに対して、サプライヤーには責任とリスクが生じるからだと私は考えます。

例えば、売った商品が不良品だったり、不良品だった事によって第三者に損害を与えたり、商品に含まれるノウハウや技術が盗まれたり違法に真似されたりなど、いろいろなケースを考える必要があります。また、今回のケースは目の前にキャッシュがあるので別ですが、通常の取引においては後払いとなる事が多いので、本当にお金を払ってくれるのか、つまり与信調査も必要となります。

ということで、企業間の取引においては、取引に関する契約を結ぶことが一般的に行われます。

大きな会社のバイヤーの方は、注文書を出せば当たり前の様にサプライヤーが取引してくれると考えがちですが、今一度取引の原点に戻って考えてみるのも面白いかもしれませんね。

原点?それは「バイヤーとサプライヤーは対等である」という事です。

次回に続きます。


supportx-buye * 価格 * 01:19 * comments(3) * trackbacks(0) * - -

コメント

>「売る」ことに対しての責任…
 
今のところ、幸いにも商品の不具合などによる、
売ったあとのクレーム経験はありませんが、
取引金額が大きくなればなるほど、責任を重く感じます。
 
万が一の時のため、PL保険などへの加入も検討中。 
商品の性質上、どちらかという手離れの良いほうなので、
現在まではスルーしてきましたが… 
如何なものでしょうか?
Comment by すぎた@エコックス @ 2006/04/14 1:49 AM
一般的に2つの対策が考えられると思います。
1.法的な対策
→契約、顧問弁護士、保険など
2.仕組み作り
→日々の品質向上活動、サポート体制の充実

いずれにしてもリスクマネジメントの考えを取り入れてみる事をお勧めします。

例えば:
「取り付けねじが振動で緩み、フィルターが外れて作業員を怪我させた。」
「期待した効果がでていないと、いちゃもんつけられて損害賠償を請求された。」
…etc

責任論はともかく、発生した場合に企業活動に悪影響を与えると予想できる事柄を、想像力も使ってリストアップして、考えられる対策を検討するという事です。

あとはお客さんに聞いてみるのもゴールへの最短距離かもしれません。
Comment by 独立プロバイヤー シゲ @ 2006/04/14 2:56 AM
具体例でのご回答、ありがとうございました。
 
考えられるリスクの中で、優先度の高い部分から対策していきます。
天井から吊り下げる場合などは最優先ですね。
Comment by すぎた@エコックス @ 2006/04/14 8:28 AM
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