<< June 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 交渉の始まる場面 | main | 交渉に必要なこと−価格交渉の例 >>

交渉は悪いこと?

どうも日本人にとって、交渉という行為にはあまり良いイメージがないのではないか、そんな風に感じる時があります。「和をもって尊しと成す」というのが日本という共同体における大前提であり、交渉とか自己主張というのは、この「和」を崩すものである、という暗黙の合意が、長らく日本人の根底にあった気がします。

例えば会社においても、自分の主張を明確にして上司や他部門と交渉するタイプは、ちょっと敬遠されてしまうムードはないでしょうか。プロスポーツ界でも、年俸交渉を強く行う様な選手はあまり好意的に評価されない風潮も最近まであったのではないかと思います。

自己主張をするという事、この事は交渉の第一歩です。しかし、日本の社会は、自己主張をしなくても暮らしていける、それを前提に作られてきたのかもしれません。サービス精神が旺盛なのでしょう。海外から戻ってきた人が、「やっぱり日本はいい」と言うのは、裏返すと「交渉しなくてもやっていける」という事を意味しているのかもしれません。海外では交渉できないとタクシーにも乗れない場合もあるでしょうから。

ただ、交渉には非常に大きな良さがあります。それは両者の関係を活性化されるという事です。交渉が無いことは「安定」を意味するのか、それとも「停滞」の始まりなのか、その点は充分に考えてみる価値のあるテーマではないかと思います。

さて、次回からは具体的な事例を見ながら交渉について考えていきたいと思います。
supportx-buye * 交渉 * 23:11 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

コメント

コメントする









トラックバック

このページの先頭へ