<< February 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

大阪府と大阪市による共同購買の取り組み

購買サポートセンターの宇山です。

共同購買という手法は、従来は分散していた購買業務について、特定の品目に対して共同で価格交渉から購入契約までを行う手法です。効果としては、契約単価の低減が期待できます。これは、共同で購買する事によって、交渉金額が大きくなるため、購買側に有利な交渉が可能となるからです。

最近は民間の企業で共同購買の取り組みというニュースもよく聞きますが、先日、大阪府と大阪市が共同購買を始めるという発表がありました。

大阪府HP/入札契約業務における大阪府・大阪市連携の取り組みについて(H21.11.5)


対象品目は、災害等に備えて備蓄するアルファ米です。

この取り組みによって次の効果を狙っています。
・調達コストの低減
・事務の効率化

「調達コストの低減」については前記した通りですが、「事務の効率化」については、入札手続工数、入札システム管理費などが効率化できるはずです。また、同時に入札に参加できる企業も府と市で統一されますので、サプライヤー管理工数も効率化できます。

ちなみに、こちらで公開されているアルファ米の過去購入実績から、効果を試算してみました。

【アルファ米過去実績からの単価試算】
大阪府警察本部 :176.58
大阪府危機管理室:155.97
大阪市危機管理室:140.34
(契約金額÷購入数量にて試算)
最高単価と最低単価には36円の開きがあります。252,500食の使用実績がありますので、コスト低減効果としては、252,500食×36円=約9,100,000円が期待できます。職員2人程度の人件費が削減できる試算になります。

今回の取り組みについては、「ともに民間出身の橋下徹知事と平松邦夫市長が進めている「府市連携」の一環として、事務方が主導してまとめた」事によって実現したと報道されています。

道府県と政令市による物品の共同購入は今回が初めてらしいですが、このような取り組みが今後は全国的に広がって欲しいものです。

■坂口さんの本で価格について深く掘り下げてみませんか?

icon
icon
オンライン書店boople.comなら定価の1%がポイントになるからお得です!
supportx-buye * 購買改善の他社事例 * 16:07 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

生き残りをかけた百貨店業界による購買改革

購買サポートセンターの宇山です。

最近の経済界の大きな話題として、サントリーとキリンの合併交渉という
ニュースがありました。この2社は同じ業界で戦うライバル企業ですが、
ここ数年、資材調達や物流を共同で行うなど、協力体制がとれらていたのは
事実です。今までの常識にとらわれず、生き残りをかけて企業が戦っている事例であるといえるでしょう。

7月17日の日経新聞にも、調達に関する興味深い記事がでていました。

「百貨店、87社が共同調達 販売不振で年内にもコスト削減へ連携」
2009.7.17(金)日本経済新聞

この記事によりますと、まずは大手9社によって、コピー用紙やレジロール紙などの共同調達から始め、今後は組合加盟全社によって、対象品目を文房具や蛍光灯などに拡大していく様です。

各社によって仕入価格はバラバラだと想像されますが、共同調達によって、
購買ボリュームのメリットを生かした最適な価格で調達する効果が期待できます。

北海道では老舗のデパートである丸井今井が破綻するなど、ここ数年の百貨店業界を取り巻く市場環境はとても厳しくなっていると言えます。今までのしがらみやライバル意識を超えて、購買の改革を行う事による生き残りをかけているのではないでしょうか。


■二人のトップバイヤーのテクニックで購買改革を実現しましょう!

icon
icon
supportx-buye * 購買改善の他社事例 * 19:52 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

最近のコスト削減の他社事例について

購買サポートセンターの宇山です。

今回は5月、6月の日本経済新聞から、
コスト削減に関する取組事例をご紹介したいと思います。

2009.5.10
「鈴木修・スズキ会長 いつのまに高コスト体質」

最近本も売れている鈴木会長ですが、「2000年以降の急成長の中で、原価低減より事業拡張が優先され、コスト管理の規律が緩んだ。」と記事の中で述べています。そのため、カラーコピー機はすべて処分、事務用品購入は金額に関わらず、すべて会長決裁にするなどの対応をとられたとの事です。

2009.5.22
「(シャープ)浜野稔重副社長に聞く 経費2000億円削減 大半めど」

シャープは4年ぶりに黒字という記事ですが、昨年9月から設備投資や生産計画の見直しと同時に、広告宣伝費や光熱費など、間接経費の見直しによって、計画の経費2000億円削減にめどがたったと述べています。

今回は以上です。

■あなたもこの本でトップバイヤーになりませんか?

icon

icon
icon


supportx-buye * 購買改善の他社事例 * 17:58 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

ホームページ開設しました

購買サポートセンター蠡緝充萃役の宇山です。

2006年より個人事業主として、購買コンサルタントを続けてきましたが、
このたび、2009年2月23日にて法人設立を致しました。

会社名は、「購買サポートセンター株式会社」です。

購買サポートセンターは「より優れた品質で、より安く、より効率的に」企業が購買するための支援会社です。

ホームページを立ち上げましたので、よろしければご参照ください。

変動費の削減(材料費、販売または一般管理費など)を行いたい経営者、社内の業務改善を行いたい経営者、販路拡大や新規ビジネスを立ち上げたい起業家マインドを持った方々の支援をしていく会社です。

このブログも久しく更新していませんでしたが、
改めて、購買改善の重要性を発信していきたいと思います。

それでは今後ともよろしくお願い致します。

■21世紀の新しい購買はここから始まった!
製造業の現場バイヤーが教える調達力・購買力の基礎を身につける本
icon

icon
icon
supportx-buye * 購買サポートセンター * 21:38 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

なぜサプライヤーを評価するのか?

ビジネス社会においては、
いくつかの”キラーワード”なるものがあると思いますが、
「サプライヤー評価」という言葉もかなり
殺傷力があるのではないかと思います。
近いビジネス用語には「人事評価」というのがあります。

評価という言葉には、価値を判断するという意味がありますが、
価値判断というものは、必ずしも客観性がなく、
むしろ、非常に属人的な基準である事が、
実は「サプライヤー評価」を難しくしているのではないでしょうか。

例えば、実績に重きをおくバイヤーは、
取引額の大きなサプライヤーを評価しますが、
客観的な判断基準でサプライヤーを選ぼうとするバイヤーは、
実績の大きいサプライヤーは、「なにかうさんくさいのでは?」
などとあらぬ嫌疑をかける事もあるのではないでしょうか。

supportx-buye * サプライヤー評価 * 01:47 * comments(0) * trackbacks(0) * - -
このページの先頭へ